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【家を出たい】お金がなくても自由に暮らせるようになる方法[引きこもり有利]

【家を出たい】お金がなくても自由に暮らせるようになる方法 家を出よう
ダチョー
ダチョー

家庭環境がいやで、家を出たい。

家にいると窮屈。早く自由に生活したい。

けれど何をどうしたらいいかわからない、お金もないしどうにもできない…。

そんな方のお悩み解決に役立てばと、このノートを書きました。

このノートの内容
  • 引きこもり状態からでも家が出られるようになるまでの手順
  • 実際の体験談を混ぜながらの、リアルな引っ越しまでの道のり

このノートは、主に『引きこもり』状態にあるような方へ向けての内容になります。

ですが、

  • 家庭環境が苦しくて家を出たい
  • お金もないけど家を出たい
  • 収入が少ないけど、いずれ家を出て自立してみたい

という方にも参考にしていただける情報があると思いますので、
一度目を通してみてください。

本ノート、及びすだちノート(当サイト)のコンテンツを読んでおくことで、
『家を出て自由に暮らす』という夢がより現実的なものになるかと思います。

家を出たいけど、本当にできる?

家を出たいけど、本当にできる?

結論を先に言ってしまいますが、必ず家を出られます
そしてのんびり好きなように生きられるようになります。

現にこのノートを書いている私達にもできたし、
ほとんどの人が必要な知識(考え方)さえあれば無理なく可能だと思えるからです。

学生・引きこもり・主婦(主夫)誰でも家から出られます

引きこもり状態の場合

家庭でも苦しい上に外に出るのも辛い場合、家を出るのが更に難しく思えますよね。
けれど、着実に自由へと向かう道は存在します。

  • 1人で無理そうなら複数人で家を出る(まずは仲間探しから)
  • 全く働いたことがなくても、お金を稼げるようになっていける
  • 無理に『自立しないと』なんて思う必要もない

『複数人で協力して家を出る』という方法は、とても現実的で、
実は1人で生活しはじめるよりずっと楽なので、最もオススメな方法です。
『仲間探し』というのも、全然難しいものではありません。

このあと詳しく説明していきますので、とりあえず頭に留めておいてください。

学生の場合

  • 勉強や資格取得は後から(数年後)でもできる
  • 退学だけでなく休学という選択肢もある
  • 『高校や大学を卒業しないと仕事に就けない』なんてことはない

例えあなたが、自分が叶えたい夢のためにその学校に通っているのだとしても、
その環境に居続けることが苦痛で心身共に壊れてしまってからでは、夢どころか全てが水の泡です。

  • 参考までに…【筆者の体験談】
    このノートの運営者1名は『定時制高校』という、

    大学みたいに色々な人が集まる高校に通っていたのですが、
    普通に年上の人と同じ学年で一緒に勉強したり、クラスメイトにおばあちゃんが居たりしました。
    おばあちゃんは大学に行くために、70歳間近にして高校に卒業資格を取りに通っていました。


何歳からでも、学び直すことはできます。

今、解決するべき問題が家庭環境の問題であるなら、学業より自分の身の安全を優先してください。

家庭環境が辛い学生さんに読んでいただきたいと思う記事↓
参考記事コロナで無収入。同居の母から暴言。家を出たいのにお金がない
参考記事 毒親から逃げて家出した大学生の話
参考記事 「家出したいけど中学生・・。」そんな時、選べる7つの選択肢

主婦(主夫)の場合

  • 急を要する場合は保護施設やシェルターなどもある
    (一人で考えるより、まずは市役所などの相談窓口へ)
  • 子供が居ても、色々な支援を受けながら生活していける
  • 子供を施設に預けるという手もある

身内や世間の目も気になって、身動きが取りにくいかもしれませんが
共倒れになってしまうよりは断然、マシな手段がいくつもあります。

まずは1人で抱えるのがつらいのであれば相談するか、
このあと記載する生活費などの情報を読みながら、色々な方法を一緒に考えてみましょう。

様々な支援について紹介されている記事↓
参考記事 お金も住む家もない人が今すぐできる対処法4選 
参考記事 どんな支援がありますか?(一時保護、安全な生活、生活の再建など)

ネット環境がある今がチャンス

今、このノートをじっくり読めているあなたは、
少なくともインターネットがそこそこ自由に使える環境にあるのではないでしょうか。

そうであれば、今がまたとないチャンスです。
なにかひとつでも自分にできそうなことを、このノートから見つけてみてください。

無計画ですぐに家を出ても大丈夫?

無計画ですぐに家を出ても大丈夫?

多くの人が『1日でも早く家を出たい』と思っていますよね。

ですがこれについて言えることは、すぐに家を出るのはダメではないが、リスクが付き物ということです。

家を出てしまえばどうにでもなります。でも、ちょっと別の苦労をするかも

『どうにでもなる』というのは、例えるなら仕事と一緒です。

  • 「職場も忙しいし、生活費も不安だから今の仕事やめられない…」とずっと思っていたのに、
    思い切って辞めてみたら精神も回復して前向きに考えられる余裕が戻った上、
    他の仕事始めてみたらすごく職場環境も良くて、今まで悩んでいた時間が無駄だった…みたいに。

これは実際によくある話で、家を出ることも同じようなものなのです。

しかし、いざ家を飛び出して『路頭に迷う』可能性もゼロでは無いわけなので、
それも視野にいれて対策を考えておく方が良いですね。

すぐに家を出る方法

とりあえず今日・明日にでも家を出て、衣食住に困らないための現実的な方法としては以下のようなものがあります。

すぐに家を出る方法
  • 借金して家などを借り、生活を始める
  • 住み込みで仕事できる所で働く
  • 知り合いの家に泊めさせてもらう
  • 公的支援を利用する(生活保護など)

借金をして生活を始める

借金をしてまで家を出たい事情があれば、手段のひとつではありますが、

  • いま収入がない場合は、しっかりした所からお金を借りることも難しい(審査に通らない)
  • 怪しい所から借りるのは論外(危険であり、精神的にも良くない)
  • もしも返済できなかったら、また別のところで借りて…という『自転車操業』に陥りやすい

リスクがとても大きい方法になります。

住み込みで働く

住み込みバイトの良い点
  • 一人暮らしやシェアに比べてずっと簡単
  • 家賃なども無いので貯金も貯まりやすい
  • 場所によっては設備が充実していて、実家の何倍も居心地が良い

デメリットは『プライベートの時間を持ちにくい』点かと思います。

とりあえず家を出て、新生活のための資金を貯めるのには最適ですね。

住み込み・リゾートバイトについて詳しく紹介されている記事↓
参考記事 住み込みバイトおすすめ5選!全国各地で住み込みしてわかった良さ悪さ

知り合いの家に泊まる

とても手っ取り早くて、デメリットも少ない方法ではありますが、
よほど仲が良くない限り、期間は短くて3日~1週間、
1か月以上になってくると相手も不満を感じ始め、
最悪仲を壊してしまう可能性もあります。

泊まらせてもらう場合は、その後スピーディーに職探しや家探しを進めていく必要があるでしょう。

公的支援を利用する

  • 民間シェルターを利用する
  • 生活保護を受ける(審査があり、2週間ほどかかる)

市役所や警察などで、様々な相談をすることができます。
余裕のない頭で考えても悩む一方だと思いますので、相談をして選択肢を探しに行きましょう。

他にも各所に緊急避難施設があります。とりあえず近場で調べてみてください。
衣食住を無償提供している支援団体様のホームページ↓

参考記事 NPO法人仮り暮らし(千葉県松戸市のシェルター)
申請すればもらえる様々な手当。どんな種類があるのか知っておくことが大事です

参考記事 母子家庭が使える手当や補助ってなに?手当と申請方法を紹介

◆ネットカフェ(漫画喫茶)で寝泊りする

『一時的にネカフェで寝泊りしながら暮らす』なんて案も浮かぶと思いますが、あまりおすすめできません。

  • 筆者達も何度かネカフェに泊まったことがありますが、寝心地も悪く、とても体が休まりません。
    十分に休息ができないと、どんどん精神状態も悪くなっていきます。

掛かる費用も、1番安いプランを選んでも家を借りた方が安いぐらいです。

インターネットを使用する必要がある場合に利用するのがいいかもしれませんね。

◆車中泊(車で寝泊りする)

もし免許を持っていて、車が使える(借りられる)人は、車中泊しながら家を探したりすることもできます。

  • 筆者達は実際に、車中泊をしながら家探しをしました。

もし【知り合いの家に泊めてもらう】という際にも車があれば、
『お風呂やキッチン等を借りる時だけお邪魔する』という感じに工夫もできるかもしれませんね。

最悪借金してしまっても、人生はいくらでも挽回可能

だから、家を出ることを諦めないで大丈夫です。

ただしやっぱり、
『家庭環境の苦しみ』から解放されても、今度は『借金地獄の苦しみ』に代わりかねないので、
なるべくもう少し良い手を探してみましょう。

『計画を立てる』ことでもっと安全に、確実に実現できるようになります

今日にでも家を出たい!という気持ちは痛いほどわかります。

けれどいざ家を飛び出してしまってから、もっと辛く苦しい目になんて遭ってほしくないので、
できれば計画を練ってから実行に移してほしいと思います。

『家を出る準備ー計画を立てる』に飛ぶ↓

家を出るなら一人暮らし?シェアハウス?

家を出るなら一人暮らし?シェアハウス?

一人暮らしとルームシェアで比べると、ルームシェアの方が断然簡単です。

強くオススメするのはルームシェア

初めての自立生活は、シェア人数が多いほどイージーになります。

ルームシェアのメリット・デメリット
  • なんといっても生活費が安い
  • トラブルがあってもすぐ相談できるので安心
  • プライベートがわりとダダ漏れ
  • 協調性を求められる
一人暮らしのメリット・デメリット
  • どこまでも自由!(お金も行動も自由です)
  • 好きなとこに住める!
  • だけどトラブルが起こった時心細い
  • 生活費がシェアに比べて高い

どちらを選んでも、徐々に生活に慣れてやりくりができるようになっていくものなので、実現可能です。

自由さ』を取るか、『生活難易度の低さ』を取るかで選ぶと良いと思います。

  • 大変なこといっぱいあっても、自由が1番!
    一人暮らし
  • 1人じゃ生活できるか不安だから、他の人と一緒でもいい
    ルームシェア

『一人じゃ絶対無理』と思っている人でも大丈夫

むしろ一人で生きていくのは、無理ではないけどベリーハードです(生活費の面でも、精神的な面でも。)

ルームシェアも、『そんなのしてくれる友達いないよ…』という人でも、実は簡単に見つけられます。

後述の〈家を出たいと思ったら、まずはどうすればいいの?〉で解説しています。

シェアハウスで失敗しても大丈夫

『友達と一緒に生活を始めてみたいけど、上手くいくか不安…』
と心配な人でも大丈夫です。

  • 最初にルールを一緒に決めておいたり、よく話し合うようにすればOK
  • もし上手くいかなかったら、無理に一緒に住み続けることもない

これは筆者の友人の実体験なのですが、
いざシェアし始めてしばらくして、トラブルがあり揉めてしまったようなのです。
しかし一旦家を出てみると、もう一度引っ越すことは全然苦じゃなかったようで、
片方が家を出る形でシェアは終わりましたが、友人は一人暮らしを始め、生活環境はより良くなったそうです。

一度家を出てみると、このように可能性も広がるのです。

家を出るためにかかるお金は?

家を出るためにかかるお金は?

ここでは月々の生活費ではなく、家を出るための初期費用について書きます。

毎月の生活費より、初期費用の方がお金がかかる

『最低限必要なモノのみ』に資金を使うパターンで例をあげてみます。

引っ越しの初期費用
  • 引っ越し代
  • 家の契約代
  • 家具・家電・備品代 など
    15万~20万円ぐらい
月々の生活費
  • 食費・備品費
  • 光熱費・通信費 など
    6万~15万円ぐらい(一人暮らし・シェアによって様々)

とてもザックリですが、こんな感じで、初期費用の方がお金がかかります。
毎月の生活費は10万円もいらないけど、最初だけ10万以上かかるかも
という風に、なんとなく頭に入れておいてください。

初期費用(引っ越し資金)は20万あれば大丈夫

よく『引っ越しをするためには最低100万円ぐらいの貯金が欲しい』と参考文章を見かけるのですが、
実際は20万円もあれば、余裕で引っ越しは可能です。

『いやいやいや、それが大金なんだってば!』
家から出られない状態だったりで、そう思う人もいるのではないでしょうか。

  • 貯金ゼロだった時の、引きこもりだった自分がこれを見たら、一瞬で夢をあきらめてしまうところです((

けど実は、20万円って、全然手の届く金額なんです。

後述 家を出るためにお金をつくる方法へ飛ぶ

さらにシェアを検討できるのであれば、
一緒に住む人数が増えれば増えるほど、1人あたりの負担額も減っていきます。

シェア人数初期費用1人あたりが貯めるお金
1人暮らし20万1人あたり20万
2人25万1人あたり13万
3人30万1人あたり10万
シェア人数と初期費用のざっくりイメージ

家を出たあとの生活費はどんな感じ?

家を出たあとの生活費はどんな感じ?

仕事(バイト)も1日8時間なんてしなくて大丈夫です。

長くて6時間、基本4時間。
シェアハウスなら1人あたり2時間でもなんとかなります。

同居人数かかる生活費
一人暮らし6万円~15万円
二人暮らし6万円~12万円
三人暮らし6万円~10万円

詳しくは低コスト生活にかかる全経費データ一覧をお読みください。
1か月に買うモノの全リスト(値段付)も掲載してあるので、自身の生活費をシミュレーションしてみてください。

どうして引きこもりが有利なの?

自分で『自由に使える時間』があったり、
『外に出ない=余分な出費を抑えられる』から、実は最強なのです。

家を出るためにお金をつくる方法

家を出るためにお金をつくる方法

ここでは実現性の高い方法を挙げます。

引きこもり状態でお金を稼ぐための、実現性の高い方法5つ

実現性が高いお金稼ぎ
  • ポイントサイト・内職をする
  • 売れそうなものを売る(リサイクルショップ・ネットフリマ)
  • 近所で数日間だけのバイト募集を探す
  • (短時間)アルバイトをする
  • 親・親類・友達から援助してもらう

お金なんて稼げないよ… という方へ

  • お金なんか、稼いだことなくてどうすればいいか全くわからない…
  • バイトなんか絶対できない…

と思う方に、おすすめの方法があります。

  • ポイントサイトを利用する
  • リサイクルショップ・ネットフリマで売れるものを売る
『ポイントサイト』を利用する

これは筆者達も、家を出る計画を練っていた当時実際にやっていて、
稼げたお金を引っ越し資金として貯金していました。

ポイントサイトについての詳しい説明は
【家でお金稼ぎ】引きこもり時代にお世話になった『ポイントサイト』の紹介』のノートをご覧ください。

筆者達は、最初なにも知らずに『怪しいサイト』と思い込んでいたのですが…
試してみたら、普通にアンケートに答えてるだけでほんとにお金を稼げたので、すごくオススメです((

内職をする・売れそうなものを売る

求人情報を検索すると、内職の仕事が結構あります。
会社の人が家まで仕事道具を届けてくれて、終わったら回収に来てくれるという所も多くあります。

他にもネットや近所のリサイクルショップで、不要になったものを売ることでお金を作れます。
引っ越しの際に持っていかないものの処分も兼ねて、処理しておくのがおすすめです。

詳しいやり方のノートをのちのち作成予定です。しばらくお待ちください。

近所で数日間だけのバイト募集を探す・短時間アルバイトをする

長く続けるアルバイトだけでなく、実はよく探すと、近所のスーパーなどで『数日間だけの現金手渡しバイト』を募集していることがあります。
少しでも外出が可能であれば、検討してみてもいいかもしれません。

他にも、1日2時間だけのバイトもたくさんあるので、『半年ぐらいやってみようかな』という気持ちでチャレンジしてみるのも手です。

採用祝い金がもらえるアルバイト情報サイト【マッハバイト】

ちなみにですが、『まかない付き』のバイト(厨房等)は、食費が大幅に浮くので最強です。

親・親類から援助してもらう、友達に借りる

もし家族や知り合いが、頼めばお金を貸してくれそうなら、援助してもらうのも手です。

家を出て生活できるようになり、しっかりやりくりしていけば後で必ず返せるようになります。

  • 『迷惑をかけたくない』と思う人もいるかもしれませんが、
    あなたにお金を貸してくれるような親しい人からしたら、なんにも頼られないままあなたにいなくなられる方が、相手からしたら迷惑だと思いますよ。

『収益ブログ運営』や『クラウドソーシング』もあるけど…

他にも『収益ブログ運営』や『クラウドソーシング』など、家の中で稼ぐ方法もあります。
ですが若干経費がかかったり、スキルが無いと仕事をもらえなかったりします。

筆者はスキル一切無しの状態でクラウドソーシングを利用してみましたが、仕事獲得が難しくて稼ぐことができませんでした。
他にも、自分が得意なことを売り出せる『ココナラ』などのサービスもありますが、これも自分達には荷が重くて始めることすらできませんでした。ちょっと敷居が高めかなと思います。

ライティングのスキル・実績があるという方は、クラウドソーシングが手っ取り早いです。

お金稼ぎと一緒に必ずやって欲しいこと

これから何かしらの仕事を始めて、お金を作る前に
ひとつ取り組み始めてほしいことがあります。
それは『ツールを用いたお金の管理』です。

下記のノートで詳しく説明していますので、1度目を通してみてください。

家計簿や貯金の記録は『表計算ツール』で付けるとものすごく便利です。

家を出るために必要なもの

家を出るために必要なもの

『着替え』などの引っ越し当日に持っていくものではなく、
家を借りるために必要なもの等についてです。

引っ越し作業に生活に…車もないけど大丈夫?

全然大丈夫です。

ただ、『自転車』があると、めちゃ快適です。
無い場合も、生活し始めたあと少し生活に余裕が出てきたら、自転車を買うことをめちゃオススメします。
1万円以内で買えて、生活の自由度が爆上げします。

家を借りるために必要になってくるもの

家を出て、新しい家で生活を始めようと計画している人にとっては、
『賃貸契約』に必要なものを揃えることが必要になってくるかと思います。

賃貸契約に必要なモノはこんな感じです。

  • 身分証明書(免許・保険証など)
  • 住民票
  • 収入証明書
  • 印鑑証明書
  • (連帯保証人)

身分証明証が無い人

身分証明書になるものはいくつかあります。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証・年金手帳
  • 学生証・社員証・資格証明書 などなど…

身分証が無くてお困りの方は、こちらのノートを読んでみてください。

1番用意が難しいものはおそらく『連帯保証人』

収入がない場合、『連帯保証人』が必要になると思います。

  • 連帯保証人とは『この人が家賃を払えなくなった時に自分が代わりに払いますよ』と保証してくれる人のことです。


つまり、そこそこしっかりした収入のある人でないといけません。

【連帯保証人が決まったら必要になる書類】
  • 連帯保証人の身分証
  • 連帯保証人の住民票
  • 連帯保証人の収入証明書
  • 連帯保証人の印鑑証明書
  • 連帯保証人の基本情報・勤務先の情報など

『連帯保証人について』のノートをただいま製作中ですので、もう少々お待ち下さい。

保証人を用意できたほうが、暮らしの選択の幅が広がると思いますが、
保証人がいなくてもまだ家を借りる方法はあります

参考記事 保証人がいない!連帯保証人がいなくても部屋を借りる方法とは?

不動産屋さんってどんなところ?どうやって家を探して契約すればいいの?

不動産屋さんのお店の中は、店舗によってまちまちではあるものの
ほとんど『ちいさい市役所』のような雰囲気です。

カウンターとイスがあって、店員さん1名を相手に色々な相談をする感じ。

  • というか、『ケータイショップ』も『銀行』も『車屋さん』も、
    なにかの購入・契約をするお店は、全てそんな感じです。

そして不動産屋さんに行って、家を契約するまでの流れはこうでした。

  1. 希望する場所・部屋・金額などを伝える
  2. 物件を選び、下見をする
  3. 決まったら入居申し込み(入居審査)
  4. 審査や部屋のクリーニングなどで数日待つ
  5. 最終契約(敷金・礼金等支払い)
  6. 入居
物件選び

家賃はできる限り低い所を探しましょう。

家賃の高い所に住むと、のちのち本当にムダな出費をすることになります。

  • 筆者達は最初、広くて今より1万円高い家賃の物件に住む予定でした。
    もうちょっと探してみようとねばって、今の物件を見つけられなかったら、現在(3年分の)36万円も損していました。
    36万円あったら、3か月~6か月、仕事もなにもせず遊んで暮らせます((

安い物件を見つけるために、不動産屋さんを何回訪れても、何件ハシゴしてもかまいません。
千円でも安く…!とシビアに探しましょう。

逆に家を出るのに『用意しなくても大丈夫なもの』とは

よく『これが必要!』と書かれているけど、とくに無くてもなんとかなるものを挙げておきます。

大金(100万円以上の貯金)

お金はあればあるだけ安心ですが、家を出る(引っ越しをする)のに絶対必要なんてことはありません。

具体的に言うと、20万円あれば、余裕で引っ越しできます。
20万円用意できなくても、引っ越ししてる人はいくらでもいます。

『精神的な自立』・『自分で責任を持つ覚悟』など

よく「覚悟を持ってからじゃないと外でなんか暮らしていけない」という意見を見かけますが、
そういうものは『自立したら自然に身に付く』ものでもあるので、気にしなくていいです。

全て完璧な状態になってから挑むのではなく、
不完全でも、不安がいっぱいでも、外に出てしまえばほんとになんとかなるので、大丈夫ですよ。

家を出るためにかかる期間は?

家を出るためにかかる期間は?

家を出ると決めて、行動を起こしてから実際に家から離れられるまでの期間です。

施設等を利用する場合は即日

一刻を争う場合は、施設や、可能なら友人の家などへ行きましょう。

賃貸を探す場合は最短5日~20日ぐらい

物件探しから入居審査まで、首尾よく進めば最短5日ぐらい、
探すのに時間がかかったり、審査に通らなかったりした場合でも長くて20日間ぐらいあれば引っ越し作業まで終わります。

事情を説明し、急を要することを伝えれば、もっと早めてくれる可能性もあります。

家を出て自由に暮らせるようになる手順(引きこもりからでも可能な方法)

家を出て自由に暮らせるようになる手順

筆者達は実際に、近所のコンビニにも行けないような引きこもり状態から、
家を出て生活できるようになりました。

それを踏まえながら、家を出るまでの手順を記したいと思います。

これから解説する手順の生活基準は、
必要最低限の衣食住と(あとすこしだけ趣味代があって)のんびり暮らしていければいい
と思っている人向けの内容になります。
ですが、他の環境状態の方も、役立つ情報があるかもしれないので、
ぜひ下記を読んで探してみてください。

家を出たいと思ったら、まずはどうすればいいの?

まずはステップの全体図です。

引きこもり状態からでも家を出られる手順
  • ステップ1
    同じように生きていきたいと思っている仲間を見つける

     1人では無理な場合、先に同志を探します。

  • ステップ2
    計画を立てる

     自分に必要なものを認識します。

  • ステップ3
    お金(引っ越し資金)を貯める

     一人あるいは仲間と資金を貯めます。

  • ステップ4
    一緒に家を出て生活してみる

     わりと簡単に生きていけることに気付きます。

  • ステップ5
    好きなことをしながらのんびり生きていけるようになっていく

    今までの家庭環境の中で失くしていた余裕が戻ってきて、さらに生活を発展させていけるようになります。

ざっくりとですが、こんな流れになります。

最初は「そんな簡単に言うけど…」と思われるかもしれませんが、実はとても現実的な話なので、
このノートを読みながらゆっくり考えてみてくださいね。

①同じ想いの仲間を探す

「最初のステップすら難しい…」と感じる人は、

  • 現状の苦しみをネットで吐き出す
  • ただ趣味を楽しみつつネットで発信する


まずはこれだけで大丈夫です。

実はすだちノートの運営者達は、昔そうしてネットで出会って、今一緒に生活しています。

今はネット環境があれば、ゲームをただしているだけでも、オンラインで出会って友達になれたりもしますよね。

まずは発信をして、気の合う友達を探してください。

まずは今できる方法で、繋がりをつくる
  • ネットの掲示板に書き込む(1対1でメッセージのやり取りができるタイプの掲示板が良い)
  • SNSを利用して書きこむ(日々の愚痴・悩みなどでもOK

書きこむ内容は『好きなものや苦手なもの』から、
『今日あったこと』や『日々の悩み』でもなんでもOKです。

『シェアしませんか?』と募集するのはNG

危ない人が寄ってきたり、
知り合って間もないまま一緒に住み始めて、性格が合わなかったりしたら大変なので
直接募集をかけるのはやめておきましょう

ある程度相手のことを知ってからの方が安全なので、
それも含めてまずは『趣味で繋がる』というのが良い手段です。

気の合う友達ができて、話ができそうな時が来たら、

  • 生活状況を聞いてみる
    (今後どんな風に生きていきたいかなど)
  • もしも同じく家を出たくて困っているなら、シェアの相談をしてみる
    (『このノートを相手に読ませてみる』のも手です)

自分で全て説明するより手っ取り早く、『自分はこんな風に家を出て暮らしてみたい』と伝えられるので、
このすだちノートを見せてみると良いかもしれません。

ネットが家で頻繁に使えない場合

自分用のスマホやPCが無かったりして、ネットを利用できなくて不便な場合、

  • 図書館に行く(ネットに繋がるPCを貸してもらえます)
  • お小遣いがあれば、安い中古スマホをリサイクルショップで買う(3000円以内で手に入ります)
  • 友達に使ってないスマホを貸してもらう
  • ゲーム機で使えるブラウザを使う
    (3DSやPS4など色々なゲーム機でネットに繋げられます)

そして家でネットを引いていない場合、
外出できる時間があるなら『図書館or近所のコンビニに行ってWi-Fiに繋ぐ』ことでネットにアクセスできます。

②家を出る計画を立てる(必要なものを認識する)

まず一番初めにした方がいいことは、『計画を立てる』ということです。
これはこれから先の行動を支える骨組みのようなものなので、簡単に済まさずじっくり考えてください。

計画を練ることで、夢が実現可能であることに気付き、
より具体的な行動がわかって動きやすくなります。
この計画書があなたのエネルギー源となり、支えとなります。

なるべく紙やノート or デジタルメモに書き起こしながら、
自分専用の計画書を作っていきましょう。

まずは何を計画するのかというと、

計画(確認)すること
  • 実際にかかりそうな生活費
  • 引っ越し資金はいくらかかるか
  • 家賃はいくらぐらいの家を借りるか
  • 月々の光熱費や食費・備品費はどれぐらいか
  • お金を貯める計画(仕事の計画)
  • 引っ越しの計画(やることリストアップ)

考えるというより、確認(認識)する作業です。

必要経費に検討を付けつつ、必要な行動や知識などをメモしていきます。
この計画の段階で、どれだけリアルに見積もっておけるかが、計画が順調に進むかの鍵となります。

〈低コスト生活にかかる全経費の一覧表〉のノートはこちら >>

計算してみたら生活費が意外に高かった…

『いつも買ってるお菓子(や趣味用品)、買う余裕なくない?それはちょっと…』

と思った人はいませんか?
改めて計算してみると、今まで普通に買っていたものが買えなくなる可能性が見えてきたりします。

けれど、そこで『家を出るのはまだいいや…』と諦めてしまうのはちょっと待って下さい。

  • 苦しい今の家から出て、自由に暮らせて
    (節制もしなきゃだけど)たくさん喜びを感じられる生活
  • 今の苦しみをずっと我慢しながら、不自由のまま
    たまに好きなモノ(趣味用品)を買える生活

どっちがいいでしょうか?

どちらを選んでも、好きなものを得られるのかもしれません。
でもやっぱり、自由に生きたいと思いませんか?

私達は家を抜け出して3年経った今でも、家に戻りたいか?と改めて問われたら、
100%「戻りたくない、家を出てよかった」と思います。
自力で生活を始めたら、大変なことも色々あるけど、
存在を否定され、人として扱われなかった日々に比べたら、天と地の差です。

③家を出る準備:お金を貯める

家を出たあとに、別の苦しみに悩まされることのないよう
不自由なく暮らしていきたいと思うのであれば、少しだけお金が必要になるかもしれません。

お金を稼ぐ方法は、前述の『家でお金を稼ぐ:実現性の高い方法5つ』を読んでみてくださいね。

繰り返しになりますが、お金を稼ぐことと同じくらい大事な『管理』についても目を通しておいてください。

より詳しい方法や手順のノートも只今作成中ですので、もう少々お待ちください。

④一緒に家を出て、生活してみる

実際に生活をしてみれば、家を出ることは全然難しいことじゃなかったと気づくことができます

徐々に好きなように生きていく余裕も戻っていきます。

⑤好きなことをしながらのんびり生きていけるようになっていく

余裕を取り戻せると、お金も時間も徐々にコントロールできるようになっていきます。

このすだちノートに書いてあるやりくり方法を参考に、あなたのやりたいことをできる人生を掴んでください。

家を出ることのメリット・デメリット

家を出ることのメリット・デメリット
家を出ることのメリット
  • 自由になれる(家庭内の束縛から解放される・自分の人生を選択できる)
  • 自立ができる
  • 生活力が身に付く
家を出ることのデメリット
  • 家事や仕事、雑用なども自分(達)でほとんど全てやっていかなければならない
  • 若干お金が貯まりにくい
  • 一人暮らしの場合は病気になった時・生活で分からないことがあった時相談できる相手もいない

家を出たいと思っている人の大部分が、精神的ストレスに悩まされているのではないでしょうか。
そのストレスから解放されることこそが最大のメリットであり、デメリットを大きく上回るのではないかと思います。

今は想像しにくいかもしれませんが、家を出たあとには、
思ったより簡単で、好きなことをしてのんびり生きていける生活が待っています
デメリットはあまり気に留めず、家を出る計画を練っていくことをおすすめします。

家を出た当時の失敗(体験談)

家を出た当時の失敗(体験談)

家を出たあと『失敗したな』と思ったいろんなことです。

  • ※『家を出たことに対して失敗したなと思っている事』ではありません。
  • 家を出られたことに対しては、100%『出てよかった』と筆者達は思っています。

家を出る前に生活費のくわしい計算をしなかったこと

筆者達は家を出る前に、貯金こそしていたものの細かい計画を全く立てていなかったので、
引っ越し完了するまでに18日もかかったし、お金も本来の必要額の3倍ぐらい浪費してしまいました。
あの時に、このノートに書いてある知識があったらな…と、後悔(?)しています。

引っ越す前に仕事(バイト)を辞めてしまったこと

シェアハウスをしようと、他県から引っ越してくる関係で
筆者達のメンバーの1人は仕事を辞めてから家探しに出向いていました。

もし仕事を辞めていなければ、連帯保証人を用意する必要は無かったようなんです。
そんなこと知らなかったので、失敗したなぁ…と心底思いつつ、
その後面倒な書類集めに奔走しました。

家を出るための参考に:様々な生き方をしている人達を紹介

様々な生き方をしている人達を紹介

『〇〇しなきゃいけない、〇〇できなきゃ自由に生きていけない』

そんな常識を覆すような生き方をしている方たちをご紹介します。

『山奥ニート 15人共同生活』
山奥ニートの日記 ニートを集めて山奥に住んでます。

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さいごに:家を出たい人へ

家を出たい人へ

家を出ることは、思っているほど難しいことではありません。

本気で、家を出ることを考えてください。
1日1分からでもいいので、家を出ることに頭を使っていくようにしてください。
そのことを考えることの時間が増えれば増えるほど、イメージが鮮明になっていきます。
イメージが強くできるようになれば、自然と行動や、得られるものが変わっていきます。

あなたはそこから出られます。
そして、想像もできなかった自由な生き方が、できるようになるんです。

このノートに書いてあること以外にも、方法はまだまだあるかもしれません。
自身でも、より実現できそうな方法を探しながら、ひとつずつ試していってみてください。

同じ考えの仲間と繋がりたい人へ

このノートを読んだ、同じ想いの仲間と繋がりたい人は、
Twitterでハッシュタグ『#すだちノート』を付けて、「こういう生活がしたい」など発信をしてみてください。

気が合いそうな仲間を見つけたらフォローしてみたり、
最初は勇気がいるかもしれませんが、話しかけてみたりしたら良い縁に恵まれるかもしれませんよ。

※犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、『〇〇県で一緒にシェアしませんか?』などの募集はやめましょう。

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